コーポレートサイトコンセプト
Köşk Mimarlık
小さな建築事務所のための、エディトリアルなランディングサイト。写真が主役で、モノクロームで、静か。
制作の舞台裏
オープニングの見開き。
表紙、キャプション付きの図面、そしてページを縦に流れる、ホバーで開くプロジェクトリスト。
概要
Köşkは、イスタンブールにある2人のパートナーによる建築スタジオを想定したコンセプトです。作品は抑制が効いていて、素材が主役。テラゾー、漆喰、オーク。サイトにも同じふるまいが求められました。自信に満ち、ゆったりとして、声を張り上げないこと。
ブリーフ
- 課題
- 小さな事務所のサイトは、作品ではなく、ギャラリーやテンプレートのように見えてしまう。
- 制約
- パートナーは2人、更新の時間はなく、あるのは手元の写真だけ。
- 解決策
- 各プロジェクトがひとつの章となり、写真がペースを決める、エディトリアルな1本のスクロール。
小規模な建築事務所のサイトの多くは、Squarespaceのギャラリーか、雑誌風に装ったポートフォリオのどちらかです。私たちはどちらも望みませんでした。ブリーフは、歩いて巡るような長い1ページ。各プロジェクトがひとつの章となり、写真がテンポを決めること。
タイポグラフィは第二の声です。モダンなセリフ体をニュートラルなサンセリフ体に重ね、本文は広めの行間、キャプションは詰めた字間、プロジェクト番号は等幅書体で。雰囲気をつくるのは、あえて省いたものです。お客様の声も、受賞歴の帯も、流れるロゴの壁もありません。
仕上がりは、小さなモノグラフのようです。ここを訪れたクライアントは12秒で、この事務所が自分に合うかどうかがわかります。そして事務所も、合わない相手に時間を割かずに済みます。
このコンセプトについて
架空のクライアントのためのコンセプト作品です。私たちがクライアント案件で実践するプロセスと品質基準をご紹介しています。
アプローチ
ポートフォリオではなく、エディトリアル。
1ページに、いくつもの章
スクロールに合わせて、厳選したプロジェクトが展開します。冒頭の写真、図面のキャプション、3枚のカット、そして次のプロジェクトへ。
セリフ+サンセリフ+等幅
プロジェクト名にはモダンなセリフ体、本文にはニュートラルなサンセリフ体、図版のキャプションには等幅書体。3つの声で、ひとつのリズムを。
写真がペースを決める
裁ち落としのオープニング、抑えたトーンのインテリア、カルーセルは一切なし。写真そのものが主張です。
できること
静かなことを、丁寧に。
数値はコンセプトのブリーフに基づくものです。
プロジェクト
6章
それぞれに冒頭の写真、図面、3枚のインテリアカット、そして意図を語る1段落。
ページ
1本のスクロール
ホーム、作品、スタジオを、ひとつのエディトリアルなページに。連絡先はフッターにあります。
書体
セリフ、サンセリフ、等幅
テンプレートのメニューからではなく、写真に合わせて選んだ組み合わせです。
画像
画面ごとに最適なトリミング
ブレークポイントごとにアートディレクションしたAVIFのトリミング。スマートフォンがデスクトップ用の画像を読み込むことはありません。
技術スタック
- Next.js
- React
- TypeScript
- Tailwind
- MDX
- Vercel
実際に試す
画像ではなく、動く制作物。
デモを開いて、ゲストやクライアントになったつもりで使ってみてください。すべてのタップ、すべてのタブが動作します。